宗教は世界に平和をもたらすか？

はじめまして。チェ・サンウといいます。趣味は韓国ドラマの観賞で、女優チェ・ジウの大ファンです。チェ・ジウの「チェ」とクォン・サンウの「サンウ」からチェ・サンウというハンドルネームをつけました。でも、最近歌手のイ・ジョンヒョンが好きになりました。イ・サンウでも良かったけど、元々使っていたチェ・サンウで行きます（「元々使っていた」は後述）。

心理学を専門にしています。学生の頃に、統一協会（霊感商法や合同結婚式で世間を騒がすカルトと呼ばれる宗教団体）の偽装サークルに勧誘されて、合宿に出てしまいました。統一協会と知ったのは後ほどです。あと、ちょっと精神的に悩みがあった時にメンタルヘルス友の会という真流一の会（浄土真宗親鸞会の分派でカルトと呼ばれる団体）の偽装サークルと関わったことからカルトのマインドコントロールに興味を持ちました。心理学を専攻していたこととマインドコントロールの研究をしている研究者がいることから自分も研究してみたいと思いました。だから、カルト信者の考え方を知るために、統一協会信者のあるサイトの掲示板に書き込んでいました。このときのハンドルネームがチェ・サンウです。書き込んでいて、統一協会による被害があまりに大きいから、研究の為だけとは言ってられなくなりました。

掲示板では、統一信者でも良識のある人と議論していて、その人たちは真理を追究していてたまたま真理だと感じた教えが統一原理だったそうです。さらに、霊感商法等には異を唱えています。初期仏教を紹介したらこの人たちは興味を持って議論が白熱していました。

町田宗鳳著『人類は「宗教」に勝てるか』には、宗教が世界平和を妨げていると書いてありました。初期仏教の本を読んでもこの内容に通づることが書いてあるから、本当に宗教が世界に平和をもたらすのか疑問を持ちました。このことも含めて、宗教は信教の自由が保障されているけど、どの宗教を信じることが、または、宗教を信じない生き方が建設的なのかを議論したいと思います。

サイト名は、僕が議論していた信者さんが一番惹かれているところから取りました。つまり、この信者さんたちは世界平和に希望を持って統一協会の教義を信じていました。統一協会やその教義を信じることには異論がありますが、少なくとも世界平和に希望を持っている点は尊重すべきです。僕は今のところ事実を客観的に観察し、特定の宗教にはこだわらないで各宗教の利点をアレンジすることが最も建設的だと思っています。